『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』文章保管用ブログ。
Posted by ささら - 2008.04.18,Fri
ミクとカイトの会話文。
4月中旬の終わりごろの話。
「あっめあっめふっれふっれかあさんが~」
「ちょっと季節が違うねー」
「……あめ、止まないね。洗濯物は乾かないしー雨の音は好きだけどこうも長いと憂鬱ー……」
「そうだねぇ」
「なんか長いお休みの期間が近いけど、ずっとこうなのかな」
「ミクもお休み?」
「うん。博士が長期休みがあるほうが健全なロードーケータイです!だって言って仕事入れるの禁止にしたの。でも予定ないから久しぶりに街を散策しようかなって思ってるところ」
「そっか」
「お休みに新井さんが旅行行くって言ってたから、その間雨降らないといいな」
「温泉だっけ。お土産楽しみだね」
「お土産も楽しみだけど、お世話になってるからちゃんとお休みして欲しいな」
「うんうん。温泉かー、ミクたちもどこか旅行行ってみたら?」
「温泉ー?ボーカロイドが入ったら錆びちゃわないかな」
「普通にお風呂入れるんだから大丈夫と思うけど。行ったことないからわからないな」
「他のアンドロイドは温泉入ったりするのかな。メイコ姉さんなら何か知ってるかも」
「聞いてみるといいよ。もしかしたら温泉マニアなアンドロイドの知り合いが居るかもしれないし」
「うんそうする。温泉入ってみたいな。私、温泉マニアよりいーい湯ーだーな~を上手く歌う自信あるよ」
「あはは。ライブで鍛えたその美声を浴場で響かせられるといいね」
「初音オンステージ!とかって言って手桶持って歌っちゃうかも!」
「拡声器代わり?素敵だね」
「うん。カイトさんは」
「僕はお留守番。是非僕にも温泉ライブが届くように大きな声で歌って欲しいな」
「任せて!絶対研究所まで届かせるから!」
「期待してる」
「あ、でもさ、温泉行く許可取れるのかな」
「ミクたちが連れてってって言えば、博士なら快く承諾するよ」
「自信満々だけど博士もお休み中は外行くって言ってたよ。私たちだけだと流石に……」
「長期休みなのに本社から呼び出されたんだけど重要な話でもないし、正直行く気しないし、だからといって用事があるわけでもないし、あーなにかすっごい重大な研究要項が降ってこないかなー、と、昨日めーちゃんが絡み酒されてたね」
「なるほど、自信にはわけがあるんだ」
「理由無く自信ある人はそういないと思う。いい旅行になるといいね」
「違うよカイトさん、こういうのはいい旅行にするものだよ」
次:夜の雨
「ちょっと季節が違うねー」
「……あめ、止まないね。洗濯物は乾かないしー雨の音は好きだけどこうも長いと憂鬱ー……」
「そうだねぇ」
「なんか長いお休みの期間が近いけど、ずっとこうなのかな」
「ミクもお休み?」
「うん。博士が長期休みがあるほうが健全なロードーケータイです!だって言って仕事入れるの禁止にしたの。でも予定ないから久しぶりに街を散策しようかなって思ってるところ」
「そっか」
「お休みに新井さんが旅行行くって言ってたから、その間雨降らないといいな」
「温泉だっけ。お土産楽しみだね」
「お土産も楽しみだけど、お世話になってるからちゃんとお休みして欲しいな」
「うんうん。温泉かー、ミクたちもどこか旅行行ってみたら?」
「温泉ー?ボーカロイドが入ったら錆びちゃわないかな」
「普通にお風呂入れるんだから大丈夫と思うけど。行ったことないからわからないな」
「他のアンドロイドは温泉入ったりするのかな。メイコ姉さんなら何か知ってるかも」
「聞いてみるといいよ。もしかしたら温泉マニアなアンドロイドの知り合いが居るかもしれないし」
「うんそうする。温泉入ってみたいな。私、温泉マニアよりいーい湯ーだーな~を上手く歌う自信あるよ」
「あはは。ライブで鍛えたその美声を浴場で響かせられるといいね」
「初音オンステージ!とかって言って手桶持って歌っちゃうかも!」
「拡声器代わり?素敵だね」
「うん。カイトさんは」
「僕はお留守番。是非僕にも温泉ライブが届くように大きな声で歌って欲しいな」
「任せて!絶対研究所まで届かせるから!」
「期待してる」
「あ、でもさ、温泉行く許可取れるのかな」
「ミクたちが連れてってって言えば、博士なら快く承諾するよ」
「自信満々だけど博士もお休み中は外行くって言ってたよ。私たちだけだと流石に……」
「長期休みなのに本社から呼び出されたんだけど重要な話でもないし、正直行く気しないし、だからといって用事があるわけでもないし、あーなにかすっごい重大な研究要項が降ってこないかなー、と、昨日めーちゃんが絡み酒されてたね」
「なるほど、自信にはわけがあるんだ」
「理由無く自信ある人はそういないと思う。いい旅行になるといいね」
「違うよカイトさん、こういうのはいい旅行にするものだよ」
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