あとがき。
「青空の下」の後お読みください。
まず謝ります。すいませんでした。またやりました。手垢付き過ぎです。また実は生きてましたネタやりました。ごめんなさい。
最初の話を書き始めた時に想定していた最終話は「夜の雨」でした。あの後死亡しましたーというエピローグで終了するはずでした。
が、「夜の雨」を書く前に、伏線の回収し忘れに気がついたのと(あのまま終わるとリンにテープが渡された意味がない)、もうちょっと話を書きたいなという個人的な欲求があったため、まだ続けようと決めて「真昼の太陽」を書きました。
「真昼の太陽」を書いている間に設定の再構築(邪道ですが……)と話の再構成をしていたので、アップするまで時間が空いちゃってますね。
過去話に関して、深く設定されたのもこの期間です。それまでは、実はaさん関係もほとんど決まってない状態でした。ありえません。よくそれで書いてたなと思います。
……多分見直すと矛盾がゴロゴロ出てきますが、見て見ぬフリをする方向でお願いします。
「真昼の太陽」を書いた後、ちょっと忙しくなったのと、いわゆるスランプ状態になってしまって、本当は入れるはずだった明るい話をすっ飛ばして次の展開に持っていってしまいました。この辺は、やっぱもっと明るい期間が長いほうが落差があってよかったよなと後悔しきりです。
そしてその次の展開ではグダグダ最高潮で、読んでる方が楽しめたかどうか……という感じですね。
このグダグダ期間中、今度こそちゃんと死んじゃいましたーで終わらせようと思って書いてました。
ですが途中で、ハッピーエンドを望む感想をいただいて、びっくりしました。あのカイトにハッピーエンドを望んでくれる人がいるんだなと思いました。
それで話の展開を友人に相談したところ、「死にネタはどうよソレ」とか「ハッピーがいいよハッピーが!」とか「生きてる話も死んじゃった話も両方書いちゃえ」と言われて、それもそうだな、と。
で、じゃあどっちでも通じるようにと考えた結果が、「五つの歌声」と「青空の下」です。
死んじゃったほうの最終話が「五つの歌声」と「ミクの誕生日」、生きてた方の最終話が「青空の下」になります。どちらもで話は通じるはずなので、好きな方をお選びください。
<追記:微妙に続編が出来てしまったのですが、まあ、「五つの歌声」を最後として区切っても通用する、という事で。>
ここまで長くお話を書いたのは初めての経験でした。生来飽きやすい性質なので、よく続いたなと思っています。
これも読んでくれた方や、感想をくれた方のお陰です。感想で方向が決まった部分も多くありますしね。
本当にありがたい事です。
今後、cさんの過去話と、短編をぼそぼそと書いていこうかと思っています。
もしかしたら突然別の設定で何か書き始めるかもしれませんし、本編の続きを書き始めるかもしれないですが、とりあえずはアップするタイミングを見失ったミクとカイトのほのぼのとか、ミクメイコとリンレンの馴れ初め話とかをあげていきたいなと思います。
『五つの歌声シリーズ』(今名前決めた)にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
続きとか色々をこそこそ上げ始めました。
目次はこちらからどうぞ→『五つの歌声』裏の目次
あとこっそり外伝があったりします。
本編でちょこちょこ出てきたもう一人のお話です。
こちらのサイトからどうぞ。