用語に第一部のネタバレを含みます。
>巡音ルカ
第二世代三体目。形式V02-03MR『巡音ルカ』
英語ライブラリも持つバイリンガル。
一人称:わたくし
ミク:ミク先輩
メイコ:メイコ先輩
カイト:カイトさん
リン:リン先輩
レン:レン先輩
山田:博士
>鈴木
ボーカロイド開発部の一人。
>>用語
>精神パターン
思考や性格などを決める部分。モザイクパターンとも。
素子と呼ばれるものを意図した意匠にちりばめる事によって、性格や思考の方向性を決定する。
汎用のアルファ素子は、さほど小さくなく、形も10種類程度。しかし大雑把ながら使いやすく配置も楽なため良く使われている。現在のアンドロイドのほとんどはこのアルファ素子である。
カイトに使われているものは、特殊素子で従来の数千倍の小ささであり、素子の形状の種類が100以上(いまだ解析中)が存在する。
リンのものはカイトの素子のうち40種類ほどをアルファ素子で模倣し、それを使用している。
配置が変化したり、素子の形が変わったりという事が頻繁に起こっているようだが、起動中のアンドロイドの精神パターン解析は細かく見ることができないためよくわかっていない。
>セーフティ(精神制御装置)
カイトとリンに取り付けられている補助機器。
強い嫌悪感(これは嫌だ、あれは嫌い)に反応して、原因が内部にある場合それを抑制する。
カイトの思考ロックは、「何も考えたくない」というものに由来し、歌が歌えなくなったのは「歌いたいという望みから来る絶望」に反応したため。要するに自業自得。
リンの制御装置は、実際はほとんど動いていない。
バイバスを作ればロックは回避できるようになっている。セーフティのどの部分がどの抑制を司っているかがわかれば解除はすぐでき、ロックしないという命令を書き加えれば抑制を止める事も可能。
>エネルギーパック
アンドロイド用に開発された、エネルギーそのものを直接注入するためのもの。
通常飲食したものをエネルギーに変換して動力を得ているが、変換には時間がかかる。そのため、緊急時や、どうしても口からの摂取ができない場合の時に使用される。点滴のようなもの。
使用する時はパックとアンドロイドをコードで繋いで使用する。繋ぐ場所はアンドロイドによって異なる。使用時大量に発熱するという副作用があり、急速に摂取すると、人間で言うところの胸焼けを起こす。
>セクシャロイド
性行為を目的としたアンドロイド。他種のアンドロイドと比べ、性に対する耐性が強く(鈍感に)作られている。